単体ハードディスクの性能を測定するもの
ホストから見たディスクアレイの処理は、主に次の3点から構成されます。
(1)コマンド受信から、データ転送開始までの時間
リードの場合は、ディスクアレイ自身のオーバーヘッドとディスクアレイ内のドライブのオーバーヘッドの合計となり、単体ディスクより長い時間がかかります。従って、次項のデータ転送の短縮効果が無いと、単体ディスクより遅くなります。但し、ディスクアレイ内のキャッシュにヒットした場合には、直ちにデータ転送を開始できるので、この場合は単体ディスクより短い場合もあります。ライトの場合は、ディスクアレイ内のキャッシュに空きがある限り、直ちにデータ転送を始める事ができます。従って、単体ディスクより短い場合もありますが、一般的に同等の時間となります。
(2)データ転送時間
もっともディスクアレイと単体ディスクの速度が異なる部分です。たとえば、Ultra160 SCSIの場合、160MB/Sでほぼ連続的に転送され、(バスの最大速度よりも、メディア-ヘッド間データ転送レートで速度が決定される)単体ディスクの4〜8倍の速度です。
(3)コマンド終了までの時間
リードの場合は直ちに終了します。ライトの場合は、ディスクアレイ内のキャッシュに全てのデータが入った場合で、ライト終了待ちモードで無い場合は、直ちに終了します。単体ディスクも多くの場合ライトキャッシュを持っているので同等な場合が多いです。
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