ハードディスクが壊れて、大切なデータが昇天してしまったという経験はあませんか?
自分で間違ってデータを消してしまったとかならまだ諦めもつく
(いや、つかない場合もあるでしょうけど)
ハードウェアの故障、それもぱっと見た処、ちゃんと動いていそうなのに認識しないとか、アクセスランプはつくのに、データが読み込めないとか。こんな時は本当に
『ああ、バックアップをとっておけば良かった』
と後悔するものです。
電源やディスク以外の原因で壊れたハードディスクは、それらを取り替えればデータは復活します。極端な事を云ってしまうと、ディスクそのものが壊れてさえいなければデータは復活する筈です。しかし、ディスクそのものが一部でも壊れてしまうと、データは殆ど復活することはないでしょう。そして、ハードディスクというのは、そのデータを入れておく部分が一番故障しやすいものなのです。
工業製品であるが故に、壊れる可能性のあるハードディスクの
『故障確率を下げる』
にはどうしたらいいか?
ディスクが1つならデータの復活は望めないけれど、2台もしくはそれ以上のディスクにデータを入れておく
(予備を用意しておく)
、または復旧できるようにしておけば大丈夫じゃないだろうか?そこで、考え出されたのが、
『
ディスクアレイ』
(勢ぞろいしたディスクという意味)
です。
ディスクアレイは、複数のディスクとアレイ処理機構
(RAID System)
で構成されています。要するにハードディスクを複数用意する事で、1つが壊れても大丈夫なようにします。
通常使用の場合は、特に意識する事なくディスクアレイを使う事ができます。アレイ処理機構を通して複数のディスクを、仮想的な1台のディスクとしてアクセスすることができます。簡単に云ってしまうと、ディスクは複数あるけれど、コンピュータから見た場合、ハードディスクは1台だけ有る様に見えます。
アレイ処理機構は、ソフトウェア、もしくはハードウェアとソフトウェアの複合で実現されます。
(それぞれソフトウェアレイド、ハードウェアレイドと呼ばれる)
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