Windows NTのデータ転送速度の高速化


1.目 的
Windows NT Ver.4.0で1度に大きなサイズのデータ(64KByte以上)を転送する場合、レジストリへサブキーを追加することで、転送を高速化できます。

Windows NT Ver.4.0のスキャッタ・ギャザ・リストの長さを拡張する機能を使用する方法です。Windows NTは、4096バイトのセグメントでメモリを管理しており、一度に転送できるデータの長さは、このセグメント番号の集まりを指定するスキャッタ・ギャザ・リストの大きさx4096バイトとなります。このリストの長さは、標準で16(したがって、64KByte)ですが、255(1020KByte)まで拡張できます。ここでは、この拡張方法について説明します。

2.手 順

以下に具体的なレジストリへのキーの追加手順を詳述します。

1. Windows NT (Ver.4.0)を起動する。

2. スタートボタンの「ファイル名を指定して実行する」を選択する。

3. アプリケーション名「REGEDT32」を実行する。

4. レジストリエディタのHKEY_LOCAL_MACHINEを選択する。

5.「SYSTEM」−「CurrentControlSet」−「Services」−「aic78xx」の下に(編集/キーの追加)で、「Parameters」サブキーを追加する。(「aic78xx」はインタフェースボードがAHA-3940UW、AHA-2940UW/U/AUの場合です。他のインタフェースボードの場合は、それに対応したデバイスドライバ名のディレクトリの下に追加してください)すでにParametersサブキーが存在する場合、この操作は必要有りません。

6. (追加した)Parametersキーの下に(編集/キーの追加)で、「Device」サブキーを追加する。

複数の同一形式のSCSIホストアダプアを搭載する場合、キー名を「Device0」、「Device1」、「Device2」…と設定することで、特定のSCSIホストアダプタを指定することができます。

7. Device内に(編集/値の追加)で、値を設定する。新しい数値名は「MaximumSGList」を入力し、データタイプは「REG_DWORD」を選択する。

8. 転送サイズを1MByte(FFHex)とする。

また、転送サイズを本体搭載のキャッシュサイズ値の半分位に設定する方が、パフォーマンスが上がる場合があります。

レジストリエディタの設定が終了すると、以下の通りになります。

9. レジストリエディタを閉じる。

10. Windows NTを再起動する。(設定は再起動後から有効になります)

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